山梨移住後の暮らしとは?山梨県甲府市での生活体験談

こんにちは。山梨移住暮らしの廣瀬です。(@takuyamanashi

30歳のときに埼玉県から山梨県に移住してきました。

 

移住を検討している方の中には

移住後の暮らしってぶっちゃけどうなの?

と、リアルな体験談を知りたい方が多いのではないでしょうか。

キラキラした移住生活の体験談も良いですが、もっとリアルな部分も知りたいですよね。

 

本記事は山梨県移住した筆者が実際に甲府市で生活した体験をもとに、

  • 甲府市を選んだ理由
  • 生活の利便性
  • クルマ通勤と電車通勤との違い
  • さいたま市との違い

これらを紹介します。

キラキラしたではなくリアル生活像が盛りだくさんなので参考にしていただければ幸いです。

山梨移住は甲府市での生活からスタート

埼玉県さいたま市から山梨県への移住暮らしは甲府市でスタートしました。

甲府市を選んだ理由は3つです。

  1. 物件探しをする余裕がなかった
  2. 田舎の賃貸暮らしはもったいないと感じた
  3. 生活に慣れるまでは利便性を重視したい

山梨に移住したのは2020年4月、移住準備は2020年1月ごろからスタートしました。

当時はコロナウイルス感染者が急増し始めた時期で、状況的に山梨県で物件探しをする余裕がありませんでした。

そこで、結婚前に妻が住んでいたマンションに白羽の矢が立ちます。

  • 妻が約10年住んでいた場所で慣れている
  • 筆者も数回遊びに行ったことがある
  • 内見が不要で契約できる
  • 近所にスーパーや飲食店があり利便性が高い
  • 互いの職場へのアクセス良好

有り難い条件が揃っていたので、迷わず入居を決めました。

 

内見せずに移住はレアパターンで参考にならないと思いますが、オンライン内見で入居を決める!と置き換えていただくと少しは参考になるかもしれません。

物件の間取りと広さのイメージを掴んだ状態で、現地で実物を見て当日に決定する。

物件探しの時間と、現地への移動を減らせば経費節約になるので、オンライン内見は積極的に活用をオススメします。

 

また、単純に家賃を払うのであれば都市部の方が、利便性が高くコスパがいいと考えました。

共働き夫婦のため食事を外食で済ましたい日もあるので、生活環境を考えて甲府市を選択しました。

田舎にマイホームを建てるまでの期間限定の仮住まい、というのが前提だったため利便性の高さが魅力的でした。

山梨生活に慣れるまでは利便性を重視したい

筆者にとっては初めての山梨暮らしなので、慣れるまでは不自由したくないものです。

一番最悪なのは、移住早々に移住したことを後悔すること(後悔したところで埼玉に帰れるわけではありませんが)

 

県庁所在地である甲府市にも自然豊かな”田舎な場所”はあるため、移住先の生活環境には注意が必要です。

どんな生活をしたいのか?

しっかりイメージして移住先の生活環境を選びましょう!

 

ぼくら夫婦は「田舎にマイホームを建てるまでの期間限定の仮住まい」として甲府市を選んだので、

  • 徒歩圏内に飲食店がほしい
  • スーパー・コンビニが近い
  • 職場への通勤距離は1時間以内
これらの条件を必須にしました。
山梨県はクルマ社会なので、外食ついでにお酒を飲みたくなっても徒歩圏内でなければ運転代行を使う必要があります。
ぼくら夫婦はどちらもお酒好きなので、徒歩圏内に飲食店がある家を選んで正解でした。
もしも徒歩圏内に飲食店がない環境であれば、自炊生活かハンドルキーパーが必須ですね!
日常生活をイメージした移住先選定も重要

自然豊かな移住生活をしたい場合は?

逆に、地方移住に求めるものは利便性とは真逆の、自然豊かな生活という方のほうが多いでしょう。
その中でも不自由したくない方は、ホームセンターをチェックしておきましょう。
広い庭や、畑でスケールの大きい家庭菜園は憧れますよね。
ガーデニングをするのもいいでしょう。
野菜や草木を育てるための道具などはホームセンターの出番です。
都市部より自然優先派の方はホームセンターまでの距離=利便性になります

山梨県はクルマ通勤!電車通勤との違いは?

車通勤をする男性

移住生活で変わったことと言えばクルマ通勤になったこと。

移住前は埼玉から東京へ、年中混雑している埼京線を利用して通勤していました。

車は週末の買い物でたまに使うぐらいでしたが、山梨生活では毎日がクルマ移動でとても新鮮です。

 

最初はクルマ通勤に不安もありました。

恐らく移住検討者の多くはクルマ通勤の経験が少ないと思いますので、移住してからのクルマ通勤の感想をシェアします。

車通勤は時間が読めない?
Googleマップやカーナビの時間通りに着くことが大半
渋滞や事故のトラブルは?
電車遅延より頻度は少ない
通勤時間中の学習やインプットはできる?
Youtubeをラジオ代わりに聴く・オーディオブックでながら読書
クルマの運転は体力的にツラくない?
電車内立ちっぱなしより楽だが、もちろん寝ることはできない
首都圏より道が広く、歩行者も少ない=個人的には運転のストレスは低い
会社からの交通費支給はどんな形式?
会社で決められた単価×距離で支給している会社が多い

 

あくまで個人的な感想ですが、クルマ通勤は”思ったより楽”に感じます。

プライベート空間が確保でき、荷物を積んでおくこともできる。

帰り道に買い物に立ち寄っても、荷物を心配する必要もありません。

地方は道が広くて単純な場所が多いので、都心を運転するよりもずっと簡単に感じると思います。

さいたま市とのギャップ

移住前は埼玉県さいたま市で暮らしていましたが、甲府市で生活をして驚いたことを紹介します。

  • 指定ゴミ袋の購入が必要!
  • ごみ収集日が少ない!
  • メガバンクの支店が少ない

指定ゴミ袋は山梨県全域が取り入れているようです。

大した問題ではありませんが、何となく手間に感じました。

それよりも、ごみ収集が圧倒的に少ないのは衝撃でした!

人口が少ないことによる税収面、ごみ処理場の処理能力などが関係があるのでしょうか。

さいたま市では毎週回収があった資源ごみが、甲府市では半月に1度だったりと行政サービスの差を感じます。

だから移住を辞めるということにはならないと思いますが。

 

あと、ご注意いただきたいのがメガバンクの支店です。

基本的、山梨県の場合は甲府駅近くのみに1店舗あるかないか。

首都圏のように『各駅にある』という利便性はありません。

 

ATMも非常に少ないので、地銀への移行やネットバンクを上手に活用するのが良いかもしれませんね。

ぼくは移住後に、山梨中央銀行と楽天銀行を主に使うようになりました。

支店に行く必要のある手続きなどは、移住前に済ませておくといいですよ。

まとめ

山梨県甲府市での移住生活をご紹介しました。

地方移住でも、いきなり田舎に行かずに都市部で”慣らし移住”をするという選択肢もあります。

 

移住は、住環境が大きく変わりますし、その土地の風習や価値観の中に飛び込んでいくことになります。

大きな変化による心機一転になるメリットもあれば、ストレスを抱えてしまうデメリットにもなるかもしれません。

まずは仮住まいで生活に慣れる、ライトな移住も検討してみてください。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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では、また。