地方移住して困ることってなに?山梨移住して2年の実体験をもとに解説

こんにちは。山梨移住暮らしの廣瀬です。(@takuyamanashi

2020年4月に山梨県に移住してきた元埼玉県民です。

 

地方移住を検討している人の多くが、

「移住はしてみたいが失敗はしたくない」

こう考えている人が多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、2020年4月に埼玉県から山梨県に移住して2年生活した経験をもとに、

  • 移住して意外と困らないこと
  • これから困りそうなこと
  • 地方移住を検討している方へのメッセージ

これら3つのポイントをシェアします。

あなたの移住計画の参考になれば幸いです。

移住直後から現在までの変化

まずはじめに、参考までに筆者の基本情報を記載します。

  • 筆者=埼玉出身/妻=山梨出身
  • 結婚生活は埼玉でスタート
  • 結婚1年後に移住を決め、2020年4月に甲府市に移住
  • 妻の実家を建て替える形で2世帯住宅を建築
  • 2022年4月現在は義両親+義祖母と5人暮らし(子なし)

こんな形で現在に至ります。

移住当時から現在までの変化はこんな感じ。

甲府市内のマンション→富士川町に2世帯住宅を建てる

テレワークも多いため、リビングの一角に作ったワークスペースで快適に仕事ができている。

ふと外を見れば自然豊かで、庭に出るだけでもかなりリフレッシュができる環境がお気に入り。

飲料メーカー営業→WEB制作会社のマーケティング職

山梨での転職活動に苦戦するも、いいご縁があり充実した仕事ができている。

ゲームやドライブ→キャンプやテニスなどアクティブに

キャンプを始め、妻や友人家族などとたのしんでいる。

山梨県はキャンプ場が豊富なので何十年もたのしめそうな予感。

夏は河口湖でマリンスポーツに挑戦したいと思っている。

移住直後は娯楽の少なさに退屈な日々を過ごして、わかっていたはずなのに移住を後悔してこともありました。

移住の目的が2世帯住宅を建てることだけになってしまっていたのが良くなかったですね。

それに気づいてからは、山梨県をたのしむことに目を向け、アウトドア趣味を中心に充実した日々を送っています。

移住計画を進める際は、ぜひとも移住目的をしっかりと考えることをオススメします。

下記事で解説していますので、こちらも参考にしてください。

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移住後に意外と困らないこと

ここからは、実際に住んでみないと感じないことを中心に生活で困っていないことを紹介します。

買い物

日用品はスーパーやドラックストアに近い場所に住めば問題なし。

田舎ほど駐車場が広いので、運転歴が浅くても安心です。

 

洋服などは御殿場のアウトレットまで2時間弱のため、季節でまとめ買いしています。

山梨県内だとイオンモールと甲府駅にある百貨店を利用。ぼくはアウトレットに行くことがほとんどです。

 

娯楽用品や仕事関連。

直近ではiPhone、PC、キャンプ用品、健康食品などすべてネットで購入。

ネットショップに抵抗がなければ、買いに行く手間も省けて○

山梨だと配送も最短に含まれることがほとんどなので安心です。

クルマ通勤

電車と違い、時間が読めない印象がありました。

ただ、実際はナビの案内時間が前後することもほとんどない。

地域活動

これはぼくが2世帯暮らしだから少し特殊かもしれません。

消防団のお誘いは、家族との時間を最優先にするために、丁重にお断りさせていただいています。

地域の清掃活動などは義父が参加しているので免れています。

地域によっては、不参加者はお金を払う仕組みもあるらしく、移住検討先の相談窓口に聞いてみるといいかもしれません。

これから困りそうなこと

飛行機・新幹線を使う旅行

単純に駅や空港にアクセスするために時間がかかる(東京駅まで約2時間)

コロナが落ち着いて、旅行にできるようになっても、埼玉に住んでいた頃よりも時間と体力が必要になりそうです。

文化的な娯楽

最近ミュージカルに興味が湧いているんですが、実際に鑑賞するとなると東京に行く必要があります。

博物館や展覧会なども、基本的には東京に出るのが第一の選択肢になりそうです。

子どもの教育費と機会

ぼくにとっては今後の話になりますが、お子さんがいる方にとっては教育機会を与えることに困りそうです。

学問でもスポーツでも高いレベルでやりたいと思ったときに、山梨(地方)では環境的に難しいことも出てくるかもしれません。

挑戦させてあげたいとなったときに、教育費と機会を与えてあげられるかが懸念です。

ぼくは子どもができたら大学からで都内に行かせたいと思いますが、そうなると仕送りが必要になるので計画的な教育費の捻出が必要になりそうです。

仕事探し

仮に今の会社がなくなったとしたら、、、都内よりも選択肢が極端に狭まる分、転職ハードルが高いことが懸念です。

都内で働くのと地方で働くのでは、潰しがきく仕事にも差が生まれるかもしれません。

地方移住を検討しているあなたへ

最後に、2年間の移住生活をしている中で感じたことをお伝えして終わりにしたいと思います。

 

地方移住を検討する中で、一番怖いことは「失敗や後悔をすること」だと思います。

自分の人生の決断、実行するのは怖さがあるのではないでしょうか。

 

そうならないためには移住目的を明確にすることが重要だと思います。

移住目的が曖昧なまま、なんとなく移住してしまうと

「思っていたのと違う」

「こんなはずじゃなかった」

こんな想いを抱える、典型的な移住失敗例になってしまいます。

 

移住計画のポイントを解説した記事がありますので、こちらも参考にしてください。

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ただ、いろいろ考えて情報収集をしてもやってみなければわからないのが本音です。

ぼくは自分で決断して山梨移住をしたので、少なくとも「移住してよかった」と思えるようにがんばっていこうと思います。

いつか山梨移住仲間がたくさん増えることを夢見て、今後も発信していければと思っています。

今回はこんな形で終わりたいと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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では、また。