こんにちは。山梨移住暮らしの廣瀬です。(@takuyamanashi)
2020年4月に山梨県に移住してきた元埼玉県民です。
移住計画を進めていく中で欠かせない「情報収集」ですが、なにを調べるべきかわからないという声を聞きます。
そこで今回は、山梨県に移住したぼく自身の経験をもとに、
「もっとこれを調べておけばよかった」
ということをテーマに情報収集術を解説していきます。
別記事で「移住計画を進めるための目的設定」を解説しており、こちらの続編という位置づけになっています。
こんにちは。山梨移住暮らしの廣瀬です。(@takuyamanashi) 2020年4月に山梨県に移住してきた元埼玉県民です。 地方への移住を検討している人のなかには、移住したいけど正直不安のほうが大きい。 […]
前回の内容を踏まえた解説となっておりますので、こちらもあわせてご覧ください。
余職住で考える
地方移住に向けた情報収集は、
- 余暇活動
- 仕事情報
- 住環境
3つをまとめて「余職住」で考えるのがオススメです。
地方移住の不安上位といえば仕事に関することですが、余暇活動や住環境も外せません。
順番に解説していきますので、一緒に考えていきましょう!
余暇活動
1年の1/3は休日=余暇活動になります。
移住しても現在たのしんでいる趣味や活動を続けらればベストですし、移住したからこその趣味を見つけるたのしさもありますよね!
- 日常的な余暇活動
- ご褒美的な余暇活動
2つにわけて考えていきます。
日常的な余暇活動
まずは、普段の休日にたのしんでいることを移住先でもたのしむことができるのか考えてみましょう。
代表的な例を出してみると、このあたりでしょうか。
- 習いごとやサークル活動
- ショッピング
- ライブ・映画館・文化ホール
音楽ライブに行く趣味をお持ちであれば、首都圏を離れることでライブ参戦が遠征になるかもしれません。
今後も絶対にたのしんでいきたい趣味や活動がある場合は、移住先にも同様の環境があるのか確認しておきましょう。
あらかじめわかっておけば、移住後の生活をより充実させることができます。
ご褒美的な余暇活動
そんな頻繁にはできないけど、ご褒美としてたのしんでいることもあると思います。
- 国内旅行
- 海外旅行
- ディズニー
- エステ
他にもいろいろあると思いますが、これらも移住後には今と状況が変わります。
例えば、山梨県甲府からディズニーに行こうと思ったら、クルマや高速バスで約3時間かかります。
羽田空港なら2時間半前後
成田空港なら3時間はかかります。
移住後は余暇活動のたのしみ方を変えたり、より気合と時間を使ってたのしむ必要があるでしょう。
仕事情報
移住する上で一番不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
だからこそ、絶対にこの2つのサービスを使うことを強くオススメします。
- 転職エージェント
- ハローワーク
それぞれ詳しく解説します。
ちなみに、クルマ通勤と電車通勤では通勤時間の疲労度が異なることにも要注意です。
クルマ通勤には事故の危険性もありますので、クルマ社会への移住検討をしているなら通勤距離も重要な情報になります。
転職エージェント
転職エージェントは、移住時の転職活動の強い味方です。
- 利用者は完全無料
- 移住検討先の転職事情に精通している
- 希望に合う求人を探してくれる
- 職務経歴書の添削だけでなく
- 面接対策もしてくれる
こんなに素晴らしいサービスを使わない手はありません。
移住と転職を同時に行ったぼく自身、転職エージェントを3社登録して活動しました。
現在の仕事+移住に関する情報収集の同時進行は、とても時間がかかりツラかったのを覚えています。
なんせ情報収集に終わりはないですから、時間がいくらあっても足りません。
情報が自動的に集まってくれたら、どんなにうれしいことか。
その点、転職エージェントは登録者の転職決定=報酬ですから、しっかりと向き合ってサポートしてくれます。
最終的な転職決定が転職エージェントでなかったとしても、それはそれです。
相手もプロですから、そこは安心して利用しましょう。
最低でも2社登録することをオススメします。
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ハローワーク
地方企業は採用に投資している企業は、首都圏ほど多くない。
そのため、ハローワークに多くの求人情報が集まっている傾向にあります。
実際にぼくが転職活動をしたときは、
ハローワークに求人があるけど転職エージェント・転職サイトには掲載ない
というパターンが多くありました。
そのため、ハローワークを使わずに情報収集すると、非常に偏った内容になってしまうので注意が必要です。
地方転職ではハローワークを味方につけましょう。
ハローワークの使い方は、以下のリンクで確認できます。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/member/app_entryguide.html
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住環境
最後は住環境についてです。
地域に馴染めるか不安もあると思いますが、まずは自分自身が地に足つけて生活しましょう。
事前の情報収集後に、しっかりと現地を自分の目で見て、自分の足で歩いたり運転してみることをオススメします。
家選び
まずは手頃な賃貸からスタートでいいと思います。
移住目的の”理想の暮らし”に近い賃貸住宅がベストです。
とりあえず賃貸マンションでいいか、なんて思考停止は危険ですよ!
2階建てが理想なら、2階建ての賃貸住宅で一度生活してみましょう。
例えば掃除一つとっても、ワンフロアで住むのと階が分かれているのでは、かかる時間や労力が変わってきます。
住宅購入してから「初めて知った!」とならないように、できるだけ先に体験しておこうという話です。
賃貸と持ち家どちらがいいのか?という疑問については、下記で解説しております。
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生活動線のチェック
生活に欠かせない場所へのアクセスも抑えておきましょう。
自宅からの距離は?
生活動線上に位置しているか?
近隣に大きな病院はあるか?
歯医者や小児科など現在のかかりつけ病院はあるか?
県内で一番の総合病院との距離感は?
幼稚園/保育園→小中学校の距離感は?
習いごとには送迎が必要?
子育て環境はどうか?
地域との関わりは?
田舎に行くほど、古くから守られてきた習慣や組織があるでしょう。
ぼくの住む町には、消防団・自治会・婦人会などがあり、地区行事や清掃活動が開催されています。(現在はコロナ対策でほとんどなし)
こういった地域の実態は、ネット上で情報を得ることが難しいので、ふるさと回帰支援センターなどの相談員さんに話を聞くのがオススメです。
移住相談について | 認定NPO法人 ふるさと回帰支援センター
ちなみに、地方には地区ごとに消防団があり、住民が団員として所属する地域もあります。
少子高齢化・過疎化の影響で、慢性的な団員不足のようです。
そのため、移住者には熱烈なお誘いがあることと思います。(ぼくは丁重にお断りしました)
「自治体名+消防団員募集」などで検索すると、情報が出てくる自治体も多いです。
あらかじめ覚悟しておくことをオススメします(結構強めに誘われることが多いようです)
移住は周到な準備と思い切りが重要
移住計画を進めていく情報収集術を、余職住の3つにわけて解説しました。
- 余暇
- 仕事
- 住環境
生活基盤を築くためにも、仕事と同じぐらい、余暇や住環境も重要な要素です。
移住は人生のターニングポイントなるでしょうから、念入りな情報収集が必要。
自分にとって重要な情報
パートナーにとって重要な情報
この2つをわけて情報収集をしてみて下さい。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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では、また。